エディー新フォームを作るぞ!!の巻 
   
エディー10周年公演に向けて「よし!新フォームを作るぞ!」と思い立ち造型開始を決意!!  
   

まずはサクッと大まかにデザインを。


ボディーのベースカラーは、ノーマルエディーが「黒」
エボリューションフォームが「青」だから・・・「赤」でいこう!←めっちゃ安易(笑)


ただし「真赤」ではなくどちらかと言えば「真紅」とか「ボルドー」のイメージで。


あと、10周年にちなんで「10」を入れたい。
とゆーことで、マスクの額と胸甲冑にローマ数字の「10」を表す「X」をデザイン。


ネーミングも
「エボリューション」=「進化」の上をいく、「アルティメット」=「究極」にキメ!
「X」=「クロス」も加えて「アルティメットクロス」に決定~っ!!


さぁ、今回も素人造型がんばるぞ~っ!
 
   まずはマスクを造る
   
 ①デザイン画をもとに粘土でマスク原型を作ります。  ②次に石膏でマスク原型を覆って型取りします。
   
 
③石膏が乾いたら粘土原型を取り出します。
  FRPを貼る面に剥離剤を塗布。
  床ワックスを塗り塗り~っ 
④石膏型にFRP樹脂を3層くらい重ね塗りします。
  さらにガラス繊維を貼って強度を確保。
  かなりキツイ匂いがあるので屋外作業がオススメです。 
   
⑤石膏型からFRPを抜いた状態です。 
  型から抜いたFRPは表面に少し粘り気があって
  ザラザラした状態です。
⑥紙ヤスリで磨く!磨く!ひたすら磨くと表面はツルツルに。
  FRPの巣や凹んだ部分はパテで整形。
  あとは分割ラインを決めてマーキング。
   
   
 ⑦目と口を開けたら額のクロスを作ります。
  方眼紙の厚紙を使って位置や大きさを
  マスクとのバランスを考慮しながら決めていきます。
 ⑧型紙をバラして平面にして、型紙に合わせてプラ板を
  切出します。
  パーツを組み立ててクロスを作っていきます。
   
   
 ⑨マスク塗装の下準備。サフ(下地)塗装完了です。  ⑩いよいよマスクの塗装段階。
  マスキングしながら各色を塗り分けていきます。
   
   
 ⑪仕上げにクリア塗装を重ね塗りして光沢を出します。  ⑫目を入れてクロスを装着。
  内部に固定用のスポンジを貼ってマスクが完成~っ!
   
   次にベルトを造る
   
 ①マスク造型と同じ工程で粘土原型からFRP原型原型へ
  さらに塗装を経てベルトバックル完成です!
 ②ソフトボードをベースにラリッサを貼ってベルトを装飾。
  バックルを付ければベルトが完成~っ!
   
   グローブを造る
   
 ①指関節を作ります。型紙を作ってプラ板を切り出します。
  切り出したプラ板にヒートガンをあてて湾曲させます。
  チマチマと関節の数28個、頑張りました(笑)
 ②エディー依頼指関節はプラ板にラリッサを貼って作って
  きましたが、今回は直接プラ板に塗装をしてみました。
  ベースグローブに関節を貼り付けて手の甲パーツを
  付ければグローブ完成で~す!
   
   手首パーツとブーツを造る
   
 ①まずは型紙を作ってソフトボードやラリッサを
  切り出します。
  ソフトボードは5ミリ厚を使用。
  手首側が細く、ヒジ側が太いので扇形になるのが
  ミソです。
 ②ラリッサを貼った後にヒートガンで筒状の形をつけます。
  装着時のつなぎ目は、マジックテープで固定しています。
   
 ③手首パーツに装飾を付けて完成~っ!
  デザイン画に比べて装飾パーツを追加しました。
  少し派手に仕上がったかな(笑)
 ④ベースのブーツにも手首と同じデザインの装飾を
  追加追加して完成~っ!
  ブーツはデザイン画よりロングな仕上げとしました。
   
  最後に胸甲冑を造る 
   
 ①まずはデザイン画を参考に型紙を作ります。
  型紙の状態で実際に装着してみてサイズや形の
  調整を行います。
 ②今回胸のクロスはFRPではなくサンペルカで作ってみる
  ことにしました。5センチ厚を使用。
  ソフトボードに比べて固いので削る作業はおおむね
  カッターナイフで大丈夫でした。
   
 ③ベルトサンダーで形を整えてペーパーがけをやりました。
  クロスのベース完成です。
 ④クロスを塗装して甲冑のベースに取付ました。
  軽量化と柔軟性を考慮してベースの形状は少々複雑に
  なりましたが最小限に作ってみました。
  5ミリ厚のソフトボードに黒のラリッサ貼りです。
   
 ⑤肩パーツと甲冑のパーツを装着して胸甲冑完成です。
  アーマーのパーツは15ミリ厚のソフトボードを使用。
  ベルトサンダーで傾斜をとり、ライオンボード貼り付け
  ではなく、ソフトボードにジェッソを塗布してその上から
  塗装してみました。
 ⑥背面のパーツや襟は5ミリ厚のソフトボードを使用。
  重なるパーツには3ミリ厚にラリッサを貼りました。
  衣装の持ち運びを考慮して肩のパーツは脱着式に。
  甲冑の装着は頭を通して左右の脇の下を
  マジックテープ固定式にしました。